小さき支配者オセロット 子煩悩が未来をつなぐ

2016年05月31日

小さき支配者オセロット 子煩悩が未来をつなぐ

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オセロットの語源はナワトル語ocelot
これは本来ジャガーを指す言葉でしたが、なにかと共通点のあるネコがその名を譲り受けました。
美しいロゼット模様(ヒョウ柄)の毛皮
木に登りよく泳ぐ、ネコ科にめずらしい活発さ
動くものは何でも襲うので、様々な生物に恐れられている
オセロットはアメリカ王者に名前負けしない”小さきジャガー”なのです。


・食べ歩き生活 動くものは何でも口へ

高級絨毯のようなさわり心地、懐きやすい性格が人気を呼び、アメリカではペットにも人気なオセロット
イエネコの2倍も大きいので、甘噛みがすごく痛かったり、のどを鳴らすゴロゴロ音が低すぎて怖かったりと、ちょっとワイルドなペットです。

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大きくても行動はネコそのもの

自然界でのオセロットは、行き当たりばったりな生活を送っています。
木の上で鳥を待ち伏せして襲ったり、水の中に逃げ込んだネズミを追って泳いだりと行動派で、エサ探しに半日を費やします。
オセロットが1日に必要な食事量は600g
それより軽い生物はすべてオセロットのターゲットです。
ウサギ、オポッサム(ネズミに似た有袋類)、魚、カニ、カエルにイグアナと動くものはなんでもエサ
あまり狙いませんが、自分より大きなイノシシやカピバラを狩る実力もあり、小さな動物には恐ろしい存在です。
事実、オセロットが生息する地域では、オセロットより小さなネコ科が寄り付きません。(オセロット効果という)
出会った生物を片っ端から食べ歩く姿は、さすが”小さきジャガー”といったところでしょうか。


・手厚い子育て 着実に数を増やせ

オセロットは単独生活
なかなか異性に出会えず、子を残しづらい動物です。
それでもアメリカ大陸には4万匹のオセロットが暮らしており、増えも減りもせず安定しているといいます。
自然界で数を減らさずに済んでいるのは、手厚い子育てのおかげでしょう。

オセロットは成長が遅く、母親が長期にわたって子どもの世話をします。
目が開くまでに2週間、乳離れするまでに3〜9か月、親離れに18〜24か月
日本の野良ネコは生後半年ほどで親離れをしますから、オセロットはもはや過保護というレベルでしょう。
しかしその甲斐あって、親から十分に教育を受けたオセロットは高い生存率を誇ります。
手厚い子育てが受け継がれていき、自然界を生き抜くに足る、強いオセロットが増え続けていくのです。
タグ:肉食動物
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