アメリカ大陸どこでも参上 名だくさんピューマの移動

2015年10月25日

アメリカ大陸どこでも参上 名だくさんピューマの移動

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「もっとも異名の多い動物」
ピューマはギネス保有者、40個以上の名前を持ちます。
積極的に移動し、どんな場所にも現れる
食物連鎖の王者ゆえ、人前でも物怖じしない
地域も人種も超え、ピューマは目撃され続けてきました。


・アメリカにピューマあり 名前多きネコ

場所によっては山ライオンと呼ばれる、大きな猫ピューマ
成人男性ほどの大きさへ成長します。
ところがピューマ、大型ネコ科には分類されません。
大型ネコ科はサイズに加え、”吠えることが可能か”も判断基準になります。
ピューマは咽頭と舌骨が未発達なので、吠えることができません。
なのでピューマは飼い猫と同じカテゴリ、ヤマネコ科に分類されるのです。

ヤマネコらしさを発揮し、あちこち走り回るピューマ
平原、森林、湿地帯、砂漠、山岳地、どこへでも現れます。
アメリカ大陸に暮らす動物の中で、もっとも生息域が広い動物なのです。

生息域が広ければ人間との出会いも増えます。
しかもアメリカは数多くの人種・文化が息づく大陸
ピューマ、クーガ、コンコロル、マウンテンライオン・・・
土地・言語の数だけ名前をもらい、ギネス入りを果たしました。

ピューマは人に対しては温厚で、滅多に襲ってきません。
家畜や家が荒らされる被害はありますが、それも年間4件のレアケース
むしろ、登った電柱を降りられない、可愛らしい姿が目につきます。
人間に好かれる姿もまた、様々な地で名前を残せた理由かもしれませんね。


・毎日フルマラソン 出会う生物すべてエサ

生息域の広さは、縄張りの広さがあってのこと
オスのピューマは150〜1000㎢をなわばりとします。
あまりに広大で、なわばり維持も一苦労。毎日走って見回りです。

なわばりに執着せず、限界まで移動し続けるピューマもいます。
あるピューマは、3200km離れたピューマと同じ遺伝子を持っていました。
つまり、それだけの距離を移動したということ
ここまで長距離の移動をする動物は、渡り鳥ぐらいのもの。
ピューマは毎日、フルマラソン級の移動生活を送っています。

移動先で見つけた生物は、どんなものでもピューマのエサ
ウシやシカ大型動物、ウサギやネズミ小型動物はもちろん、果てはトカゲやバッタにも手を出します。
種類もサイズもバラバラ
好き嫌いはなく、その土地のグルメを楽しみます。

何でも食べますが、好物はウシやシカ。有蹄類が68%を占めます。
大物を狩れば、1週間は食事に困りません。
体重が自分の5倍ある相手だろうと、積極的に襲い掛かります。

狩りでの武器は、筋肉質な己の肉体
特に後ろ足が発達しており、他のネコ科よりも強い瞬発力を発揮できます。
ピューマが跳びかかれば、衝撃で相手は絶命、良くても骨折は免れません。

ピューマの実力は、陸上だけでなく水中でも発揮できます。
筋肉質なので水はニガテと思いきや、とても泳ぎが達者なのです。
アザラシ、カワウソ、カピバラなどなど
水辺で暮らす動物もまた、ピューマの犠牲になります。

また木の上―空中にいても、ピューマからは逃げられません。
樹上の獲物を見つけると、ピューマはおもむろに爪を研ぎ始めます。
鋭い爪を木に突き立てながら、一息で10mほど駆け上がるのです。
腕の筋肉でしがみつけば、垂直な木だって登れます。
実際、爪が立たない電柱のてっぺんで、カラスをにらむピューマが目撃されているのです。
高所に暮らす鳥やナマケモノも、ピューマが相手だと安心できません。

陸上、水中、空中のすべてを制覇できるピューマ
あらゆる獲物をエサに換え、今もアメリカを横断しています。
タグ:肉食動物
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