2020年01月30日

島内に敵なし 樹上の王フォッサ

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Photo by - Rod Waddington - Fossa, Kirindy, Madagascar
マダガスカル島には「進化途中の動物」が数多く暮らします。フォッサもその例に漏れません。遺伝的に近しい動物を並べると、あまりに異質な存在なのです。獰猛どうもうな性格はとりわけ印象的。食物連鎖の頂点に立つ恐ろしい存在です。メスの立場がオスより強いこともまた珍しい。ではマダガスカル島の育てた異端児を探りましょうか。
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2020年01月28日

機能美を求めて 耳はためかせジャックウサギ

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Photo by - Scott Rheam, USFWS
ウサギは耳が長い動物。その特徴を極限まで求めたのがジャックウサギです。高温地帯の動物は耳が巨大化する傾向にありますから、ジャックウサギもそれに倣ったのでしょう。ただ大きいだけではありません。聴覚強化、温度管理、走行補助・・・生存に欠かせない機能を発揮します。機能美すら感じる巨大耳。これを持つジャックウサギに迫りましょう。
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2020年01月25日

喰われる側の戦略 カンジキウサギ繁殖術

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Photo by - Dave Doe - Snowshoe Hare
今回は、北アメリカの雪原に暮らすカンジキウサギのお話です。凍死、餓死、肉食獣の襲撃・・・。厳しい環境を生き残れる者はごくわずか。それでも早産多産の戦略をとり、子孫繁栄を続けてきました。爆発的に増えるため、カンジキウサギが環境へ与える影響も甚大です。植物を食い尽くし、様々な肉食獣のエサとなる。食物連鎖の流れを大きく変える存在なのです。
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2020年01月21日

一角は武器にあらず 天然ダイバー・イッカクの謎

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Photo by - Dr. Kristin Laidr - Pod Monodon monoceros
暗く冷たい北極海。そこには伝説上の存在を思わせる、異質な動物が暮らしています。ユニコーンのような−まっすぐ伸びるツノを自慢にする−イッカクです。ツノには激しいケンカが付き物なのですが、イッカクはツノを武器にすることはありません。とても温厚な動物で、仲間と横並びに泳ぎまわっているのです。ではツノをどう役立てているのか。彼らの秘密を探ります。
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2020年01月10日

感情豊かな働き者 人間好むリャマ

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Photo by - Peakpx - herd of llama in brown grass field
リャマはれっきとしたラクダの仲間。コブはありませんが、体内に栄養を蓄える術を心得ています。そしてラクダの例にもれず、リャマも家畜として非常に優秀。少々の飲食で労働力になってくれる、頼もしい友なのです。
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2020年01月09日

デカい!重い!されど苦にせず 頑健たるビッグホーン

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Photo by - sledgirlmt - sheep-4575808_960_720
どうあっても目を惹いてしまう巨大なツノ。ビッグホーンという安直な名前も素直にうなずけますね。そしてツノだけでなく、頑丈なからだも自慢です。高山地帯で自由に跳ね回る、天然アスリート達の闘いをご覧ください。
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2020年01月07日

クマを捨てた?ナマケモノになりたいナマケグマ

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Photo by - Wildfaces - Sloth-bear
インドの森林地帯でゆったり暮らすナマケグマ。見た目はクマそのものですが、見せる特徴はクマらしからぬものばかり。怠けた生活を送ってきたせいか、他のクマとはまるで違う方向へ進化を果たしたようです。
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